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ティア表(ティアリスト)とは?由来と作り方、ランキングとの違い

2026-07-15 · Tear2Tiers

ティア表とは何か

ティア表(tier list)とは、評価したいものを S・A・B・C などの「段階(ティア)」に分類して一覧にした表のことです。tier は英語で「層・段」を意味し、最上位に S、その下に A、B、C…と続くのが定番の形式です。ゲームのキャラクター性能を格付けする攻略コミュニティで広まり、いまでは食べ物、映画、音楽、推しメンバーまで、あらゆるものを語る道具として使われています。

順位を 1 位から最下位まで一列に並べるランキングと違い、ティア表は「同じくらいのものは同じ段に置く」のが特徴です。「どちらが上か決められないけれど、この 2 つは明らかに別格」といった感覚を素直に表現できるため、厳密な順位付けよりも議論がしやすく、見た目にも全体像が一目で伝わります。

なぜ S が一番上なのか

日本のゲーム文化では成績や評価の最上位に「S(Special/Superior)」を置く慣習があり、アーケードゲームや育成ゲームの評価画面から広まったと言われています。ティア表もこの慣習を受け継ぎ、S を頂点に A、B、C…と続く構成が世界的に定着しました。作品やコミュニティによっては SS や EX のようにさらに上の段を設けることもあります。

段の数に決まりはありません。ざっくり語りたいなら S/A/B の 3 段、細かく議論したいなら SS〜F の 7 段など、目的に合わせて設計するのがコツです。段が多いほど精密になりますが、そのぶん置き場所に迷いやすくなります。

ランキングとの使い分け

1 位・2 位・3 位…と一列に並べるランキングは、順位そのものに意味がある場面(コンテスト、売上、成績)に向いています。一方でティア表は「好みや評価の地形図」を描くのに向いています。たとえば「好きなお寿司のネタ」を 15 種類並べるとき、7 位と 8 位の差を説明できる人はほとんどいませんが、「S のマグロと B のコーンは明確に違う」なら誰でも語れます。

複数人で作るときにもこの性質は効いてきます。全員の 1 位がバラバラでも、「みんな上位に置いている」ものは自然と S や A に集まるため、ランキングでは見えにくい「集団としての合意」が形になりやすいのです。

みんなで作るティア表という遊び方

ティア表は一人で作っても楽しいものですが、真価を発揮するのは複数人で作るときです。それぞれが自分の並びを作り、結果を突き合わせると、「全員一致の S」と「評価が真っ二つに割れる問題児」が浮かび上がります。この「割れ」こそが一番の盛り上がりどころで、なぜそう思うのかを語り合ううちに、相手の意外な一面が見えてきます。

Tear2Tiers は、まさにこの遊び方のために作られた無料ツールです。お題のリストを用意してリンクを共有すると、参加者がそれぞれ並べ替えて、全員分を自動集計した「合意のティア表」が完成します。意見が割れた項目は色で強調されるので、次の話題にも困りません。

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